いけずのいけす

すっきり整った暮らしを夢想するアラサーゆるゆるオフィスレディです。

何は無くともグランピングは楽しい

グランピング【glamping】グラマラスとキャンピングを掛け合わせた造語。ホテルステイの快適性と、キャンプならではの自然体験のいいとこ取りをしたレジャー形態の一つ。 自然を満喫したいけど、テントを張ったりとかは面倒くさいし、夜はふかふかのベッドで…

待ち時間を取り戻す

街中でふと辺りを見渡したとき、スマホを操作している人を見つけない方が難しい。電車や信号の待ち時間はもちろん、歩きながらすいすいやっている人も本当に多い。 十二単と扇のセットは平安時代、髷に打刀二本差しなら江戸時代、男女とも洋服和服入り交じっ…

わたしのためのあなたのため

あなたのためを思って、という言葉は魔法だ。 人間関係を崩壊へと導く強力な魔法である。 たとえどんなに自分勝手な主張であっても「これはあなたのためを思って言っているんだ」という免罪符さえあれば、その勝手さはたちまち「思いやり」というベールに包…

一芸道具

道具はなるべく多用途に使えるものを持つのがミニマルライフの鉄則と言える。 例えば、台所で食器や食材を置いている棚は無印良品のユニットシェルフである。ザ・食器棚といった雰囲気のものと異なり、今後台所で使わなくなったとしても、リビングや寝室など…

DAY 1

世の女性の例に漏れず、年がら年中ダイエットをしている。つまるところ意思が弱いのである。 2月くらいからゆるゆるゆるりと続けているのは月曜断食だ。しかし、半年以上やっていることからも分かる通り望ましい結果が出ておらず、その理由はといえばやり方…

スコーン・スコーン・CHA・CHA・CHA

アフタヌーンティーという言葉を聞くと心惹かれずにはいられないのだが、実際のところ私が好きなのは「アフタヌーンティー」全体というよりもその中の「スコーン」なのだと気づくのにはわりと長い年月を要した。 もちろん、気のおけない友人とおしゃれして嗜…

日陰だまり

うだるように暑い晴れた日、信号が変わるのを待つ人々が、横断歩道から少し離れた日陰にたまっていることがある。効率を考えるなら横断歩道ギリギリまで近寄って待った方がいいのは誰しもがもちろん分かっているが、照りつける太陽の熱のしんどさの前に効率…

夏の終わりのサラウンド

まだまだ終わる気配のない夏だが、夜は秋の虫の声が目立つようになってきた。 千葉で迎える初めての秋、何より驚いているのはその声の賑やかさである。 東京でももちろん虫の声は聞こえたが、「あのあたりから⚪︎⚪︎の音が聞こえている」と検討がつけられた。…

バイバイバスタオル

この夏、バスタオルと別れた。 バスタオルの扱いは長年の悩みだった。なるべく頻繁に洗った方がいいということは分かりつつも、大物だから乾きにくいという思いが洗濯行きを渋らせる。夏はさほど問題ないが、冬の曇りの日などは一日中干しておいても完全に乾…

愛しのエクサントリーク

EXCENTRIQUEというブランドが大好きだった。ブランドが2018年1月末で解散してしまったから過去形にしてみたが、好きな気持ちに変わりはない。 EXCENTRIQUEの服は、一般的にはロリータ、その中でもクラシカルロリータ(クラロリ)と括られる部類のもので、ゴ…

遊牧民ライフ in 家

なんにしたって夏は暑いものなので、ずっと冷房が効いた部屋に閉じこもっているのには違和感があり、日中家に居るときはなるべく冷房を切って窓を開ける。ただ、就寝時もそんなことをしていると寝ている間に死ぬかもしれないので、夜は大人しく冷房を入れて…

日傘の立ち位置の変遷

女性の日傘姿が目立つ季節になった。 街ゆく人を眺めていると、上からの日差しと下からの照り返しに挟まれていかにも辛そうにしている男性に対して、女性の多くは日傘を差していて涼し気であり、どこか優雅ですらある。 女性ばかりが傘を差しているという状…

明日はもっといい日になる

パルムが好きだ。 定価450円と箱アイスの中では高い部類に入るので、ちょっと安売りされている時にしか買わないものの、ハーゲンダッツよりはずっと安いので、アイス消費量の増える夏はよくお世話になっている。 パルムは外がチョコレート、中がバニラアイス…

海の見える朝

京葉線の車窓からは、ところどころで海が見える。 通勤で利用しているので、必然的に毎朝見ることになるのだが、なかなか飽きることがない。学生の頃からずっと地下鉄通学・通勤だったので、まず外が見えること自体が新鮮だし、そのうえ海まで眺められるとな…

大人は盆踊りを恐れない

実家の前にある公園では、夏になると盆踊りが開催されていた。決して大きくないお祭りだが、浴衣を着て出かけて出店を回る特別感は格別で、毎年楽しみな行事のひとつだった。 ただ、メインの盆踊りそのものには終ぞ加わったことがなかった。私は人前で失敗す…

会社を休んで食べる美味しいパン

ビゴの店、というパン屋さんがある。 外国のベーカリーで売っているようなパンが色々売られていて、どれもわざとらしくない味で、とても美味しい。都心では、銀座マロニエゲートの地下にお店がある。 そんなビゴの店のうち、自由が丘にある店舗ではプチパン…

狭いおうちと家具の攻防

家は小さすぎても困るが、極力小さくしておきたい。 私と彼との大人二人で去年まで住んでいた部屋は、34平米の1LDKだった。廊下がなく、洗面所・脱衣所も最低限の広さだったので、34平米のほとんどが居室に当てられている効率的な間取り。平米数のわりにはか…

小麦と片栗のためのから揚げ粉ストッカー

小麦粉と片栗粉を入れるため、Seriaのから揚げ粉ストッカーを買った。唐揚げでもからあげでもなくから揚げ。表記揺れが激しそうな商品名だ。CanDoにも売っているらしい。それはさておき、これがとっても便利だったのだ。 これまでは小麦粉、片栗粉ともに、袋…

ゆーて熱海は国内外の観光客が増えて最近人気復活中らしいですけどね

熱海に出張に行った。熱海、前回来たのはおそらく大学2年生の頃だ。かれこれ8年ほど前になるだろうか。 ちょっとした地方都市に行くとよく思うのは、人と同じく、街も歳をとるということである。そしてこれまた人と同じく、歳の取り方にも良し悪しがある。 …

ソファへの憧れ

ソファは居室に寛ぎと安らぎをもたらす素晴らしい家具だ。夕食の後、ソファにゆったりと体を預けて小説など読む時間は、ささやかだが何物にも代え難い贅沢なものである。 ただし、ソファというのは家具の中でもかなり大型に属する。一度買うとなかなか買い替…

ヨーロッパとヌテラと

ヌテラが好きだ。ヌテラとは、ヘーゼルナッツ薫るイタリア生まれのチョコレートスプレッドである。かなりがっつり甘い。つまりおいしい!!! 私にとってヌテラは、「ヨーロッパに行くと出会えるもの」だった。ヨーロッパなら、どの国のスーパーでも空港でも…

貰い物、この麗しき邪魔物

厳選した、お気に入りの物だけで暮らしていくということを実践するにあたり、悩み深いのが貰い物というやつだ。 具体的に言えば、最近引き出物で立て続けに貰ったタオルである。3箱あるが、いずれもフェイスタオル×2枚セット。どうせならバスタオルの方が良…

旅にもいつもと同じものを持って行きたい

旅行用品というやつがある。 その中にはパスポートケースや、飛行機用枕や、コンセント変換プラグといった、旅行時しかまず使わないものがある一方で、大小のポーチの類いや、折り畳みのボストンバッグなど、普段も使えそうだが自分的に旅行用だと思っている…

長財布には戻れない

マジでなんでこんなもん買っちまったんだというものがある一方で、見るたび、手に取るたび、使うたびにこれはいい買い物でしたねと思うものもある。そういう買い物が出来ると幸せである。 前フリはともかく、今使ってるお財布がまさしくそれ。エムピウという…

国家

足掛け10年沼に嵌り続けている作品がある。みんな大好き、Axis Powers ヘタリアである。今現在まで続く擬人化ブームの先駆け的作品で、個人HPでの漫画連載から始まり、書籍化、アニメ化、映画化、最終的にはミュージカル化までされた。 さて改めて、ヘタリア…

納税通知書をポストにシュート

家に帰ったら、送ったはずの郵便物が鞄の中に入っていた。 代わりに、封書にて社内便で届いた納税通知書が無かった。 どうやら投函する書類を間違えたらしい。 やべっ ただ、焦ったところで自分に出来ることは以下の3ステップだけだ。 1 投函したポストを明…

この夏は東京でクリムトを見る

6月23日現在、東京でクリムトに関連した展覧会が2つ開催されている。1つは上野・東京都美術館の「クリムト展 ウィーンと日本1900」で、もう1つは六本木・国立新美術館の「ウィーン・モダン」だ。時折雨が降る不安定な天気の土曜日、2つの展示を回ってきたの…

ルンバブルホーム

昨年末、新しい家族が増えた。転居を機に我が家に迎え入れたルンバ(愛称:るーるー)である。引っ越したばかりの新居に後付けウォッシュレットを導入すべく、ヨドバシカメラに赴いたクリスマス、結果としてルンバを買って帰ってきたというわけだ。ウォッシ…

ナスル朝宮殿の人気を甘く見てはいけない

今年のゴールデンウィークは10連休ということで、ここぞとばかりに海外旅行を入れた。目指すはヨーロッパの異郷、スペインである。 10月、航空券とホテルがセットになったツアーに申し込み、ガイドブックをいそいそと購入した。スペインで最も行きたかったの…

れんしゅうちょう[こくご]

文章を読み書きする能力が年々衰えていると感じる。 その理由は明白で、仕事でも日常生活でも、よくよく考えてじっくり文章を読み書きする必要がほとんど無いからだ。 毎日、メールを打つことが仕事なのかというくらいメールは打っているが、内容は依頼か謝…