いけずのいけす

すっきり整った暮らしを夢想するアラサーゆるゆるオフィスレディです。

会社を休んで食べる美味しいパン

ビゴの店、というパン屋さんがある。

外国のベーカリーで売っているようなパンが色々売られていて、どれもわざとらしくない味で、とても美味しい。都心では、銀座マロニエゲートの地下にお店がある。

そんなビゴの店のうち、自由が丘にある店舗ではプチパン・プチガトー・ビュッフェというのをやっていると知った。平日の月曜のみ開催で、約1500円でビゴの店の色々なパンが食べ放題らしい。

 

会社を休んだ。
あとは行くのみ。


13時半から整理券配布とあったが、張り切り過ぎた田舎者なので自由が丘には12時7分に着いてしまった。駅から歩くこと約10分、道を間違えたんじゃないかというくらい普通の住宅街を進んでいくと、そこに今回の目的地「エスプリ・ド・ビゴ」はあった。到着時刻は12時25分頃だったが、恐るべきことにすでに5人ほど並んでおり、そこから13時半までの間に、全部で30人弱くらい並んでいたと思う。美味しいパンの魅力はすごい。


料金を先払いすると整理券を貰えて、案内開始までは2階のカフェで待つことができる。14時を少し過ぎたころ、カフェ待機組も一度立ち上がるように促され、改めて整理券順に席に案内される。それと並行して、カフェの真ん中の丸テーブルに着々とビュッフェの準備が整えられていき、否応無しに期待は高まるし、なんといっても千葉の家を出てから早くも3時間半経っているので純粋にお腹が空いてきている。


さあ、いよいよおやつの時間!


ブリオッシュ、クロックムッシュ、ベーコンエピ、チーズタルト、カヌレ、スコーン、ヴィエノワ、ショートケーキ、クッキー、フィナンシェ、etc、etc、etc...

ここに書いてあるもの以外にもたくさんあって、とにかく種類が豊富!普段ビゴの店で見かけるものの買ったことがないパンを、一度に、いくつも、ちょっとずつ食べられるのは本当に贅沢。バタークリームのような、濃厚なクリームをブリオッシュでサンドしたパンがとても美味しく、ぱくぱくぱくぱく食べてしまった。

なお、ビュッフェ台には最初こそ人が殺到するものの、パンは人が食べる以上の速度でどんどん補充されるので全く焦る必要はない。自分のペースでのんびり行って大丈夫である。


終盤にはおみやげにと皆にラスクが配られ、最早大満足というほか言葉がない。14時半開始で、気が済んだ人から帰っていき、だいたい16時までといった印象。途中で人が入ってこなかったので、1回転しかしないようだ。まじめに人数を数えなかったが、果たして整理券のため待っていた人は全員入れたのだろうか?12時半に行く必要はないと思うが、13時半ではやや不安な気もするので、次行く時は13時くらいを狙おうと思う。

 

開催日が少ないし、ちょっと遠いし、並んで待つしとハードルは高めだが、それだけの価値は確かにある。もう一度行きたいと思うビュッフェだった。