いけずのいけす

すっきり整った暮らしを夢想するアラサーゆるゆるオフィスレディです。

わたしのためのあなたのため

あなたのためを思って、という言葉は魔法だ。

人間関係を崩壊へと導く強力な魔法である。


たとえどんなに自分勝手な主張であっても「これはあなたのためを思って言っているんだ」という免罪符さえあれば、その勝手さはたちまち「思いやり」というベールに包まれて正当化されてしまう。
また、なんらかの理由で主張が受け入れられなかった場合も厄介だ。自己犠牲的な、なんだか尊い精神を踏みにじられた(踏みにじった)ような気分になって、必要以上に感情の振れ幅が大きくなる。言った方は「わざわざあなたのために言ったのに」と思って憤慨し、言われた方も、「わざわざ自分のために言ってくれたのに」という要らぬ罪悪感に苛まれることになる。
相手との関係が深いほど、相手への期待もしくはその期待に応えたいという気持ちが大きいほどこの振れ幅は大きくなり、時としてそのまま振り切れて取り返しがつかなくなる。


それなので、他人に対し何か行動なりアドバイスなりをするとき忘れてはならないのは、「情けは人のためならず」精神であると思う。

自分が今このようにする/言うのは、究極的には自分の利益のためだという自覚だ。


例えば、最近彼は仕事が忙しく帰りが遅い。それを私は心配している。体調やメンタルに不調がないか、業務量削減を要望してもいいのではないか、何が一番大変かなどをせっせとヒアリングして、必要と思えば「こうした方がいいのでは」という所見を述べる。
ただ、それは別に彼のためではなく自分のためなのだ。仮に彼が仕事にやられて鬱病などになったとすれば、世帯収入が減るし、病気に対して気長で献身的なケアも必要だ。そんな事態に陥ることは自分にとって間違いなく不利益なので全力で回避したい。だから、私は彼に助言したり行動を促したりする。

 

どこまでも私利私欲のために行動しているというのは文章にすると褒められたものではないが、結局のところ人間というのは利己的な生き物なので、それに自覚的であることは絶対に必要だと思う。それに、私利私欲のためと分かっているからこそアドバイスは本気だ。自分の利益を害されたくないからこそ他者の問題に対して真摯に向き合うし、意見を押しつけても解決しないと分かれば、それにこだわらず他の手法を探すだろう。


「あなたのためを思って」
何か言ったり、やったりしたのに何だその態度はと思うときもある。
侭ならなさに憤る前に、でも、それって結局自分のためじゃないの?と自問することを忘れないでいたい。

 

 

9月12日木曜日

朝食:いちごジャム入りヨーグルト、パイナップル、サワラ味噌煮1/3、焼きチョコ
昼食:クリーム玄米ブラン1パック、歌舞伎揚1枚
夕食:サワラ味噌煮残り、葉物野菜と煮豆の食べるラー油サラダ
間食:クッキー1枚、アイス、BBQスナック

今日の体重:52.4kg

 

9月13日金曜日

朝食:ヨーグルト、パイナップル
昼食:水晶鶏、小松菜のサラダ、パイナップル
夕食:肉料理メインのコース
間食:吹雪まん、ラムネ

今日の体重:53.4kg

 

9月14日土曜日

朝食:梨、半熟卵、ブロッコリー、チーズ入りパン、ガレット
昼食:ガパオライス
夕食:カニクリームコロッケ、お刺身、サラダ
間食:モンブラン、栗のケーキ

今日の体重:52.6kg
目標を達成したら:BBQスナックを食べる。
もう食べまいと思って…目標達成後まで封印することにした……