いけずのいけす

すっきり整った暮らしを夢想するアラサーゆるゆるオフィスレディです。

ミニマリズム

非日常のためのものもの

年末年始に実家に帰ると、年が明けた元日の朝にはお正月料理が出てくる。 美味しいのか判断に迷う縁起物が色々入ったおせち…ではなくて、椀物を主役に副菜がいくつか、といった構成で、今年の献立は、お雑煮、黒豆、栗きんとん、海老あんかけ、大根とサーモ…

服は熟考して買いたいのだが

喪服というのは急に必要になるものだ。4年前に祖母が急逝したときに慌てて調達したそれは、ここ数年で立て続けに祖父母が亡くなったことで、定期的に出番があったのだが、一通り区切りがついてしばらくはクローゼットで眠ることになりそうだった。なるべく服…

今年買ってよかったもの

ブログの更新というのは、一度サボり出すと止まらない。前回更新したのが8月で、今は気づけば年の瀬も年の瀬、12月30日だ。 誰に請われたわけでもないが何でもいいから文章を書かねばという気持ちはあるものの何を書いたらいいかネタがないんだよな〜という…

入居のときより身軽な私

賃貸住まいの秘訣は、物を増やさないことに尽きる。物が増えると、賃貸の最大の利点である身軽さが損なわれてしまうからだ。経済状況や就労状況が変化したのに、引っ越し作業に手間がかかるから転居を躊躇うようではいけないだろう。 その家に入居したときよ…

Beauty rests on utility.

美は有用性に宿る。 かつてアメリカで大きなコミュニティを築いたシェーカー教徒の金言として知られる言葉である。 雨に降り込められた土曜日は、これを体現するような美しい建物と家具の数々を眺めて過ごした。読んでいたのは『シェーカー生活と仕事のデザ…

冷蔵庫との距離感

千葉住みなもので、今回の台風19号で停電と断水のコンボを味わった。 土曜日の朝、雨音を聞きつつ「台風が酷くなる前に浴槽の水入れ替えとくか〜」とか思っていたら、ふいにお風呂場の電気が消えた。このタイミングで電球が切れたのかと思ったが、洗面所も、…

一芸道具

道具はなるべく多用途に使えるものを持つのがミニマルライフの鉄則と言える。 例えば、台所で食器や食材を置いている棚は無印良品のユニットシェルフである。ザ・食器棚といった雰囲気のものと異なり、今後台所で使わなくなったとしても、リビングや寝室など…

バイバイバスタオル

この夏、バスタオルと別れた。 バスタオルの扱いは長年の悩みだった。なるべく頻繁に洗った方がいいということは分かりつつも、大物だから乾きにくいという思いが洗濯行きを渋らせる。夏はさほど問題ないが、冬の曇りの日などは一日中干しておいても完全に乾…

遊牧民ライフ in 家

なんにしたって夏は暑いものなので、ずっと冷房が効いた部屋に閉じこもっているのには違和感があり、日中家に居るときはなるべく冷房を切って窓を開ける。ただ、就寝時もそんなことをしていると寝ている間に死ぬかもしれないので、夜は大人しく冷房を入れて…

狭いおうちと家具の攻防

家は小さすぎても困るが、極力小さくしておきたい。 私と彼との大人二人で去年まで住んでいた部屋は、34平米の1LDKだった。廊下がなく、洗面所・脱衣所も最低限の広さだったので、34平米のほとんどが居室に当てられている効率的な間取り。平米数のわりにはか…

ソファへの憧れ

ソファは居室に寛ぎと安らぎをもたらす素晴らしい家具だ。夕食の後、ソファにゆったりと体を預けて小説など読む時間は、ささやかだが何物にも代え難い贅沢なものである。 ただし、ソファというのは家具の中でもかなり大型に属する。一度買うとなかなか買い替…

貰い物、この麗しき邪魔物

厳選した、お気に入りの物だけで暮らしていくということを実践するにあたり、悩み深いのが貰い物というやつだ。 具体的に言えば、最近引き出物で立て続けに貰ったタオルである。3箱あるが、いずれもフェイスタオル×2枚セット。どうせならバスタオルの方が良…

旅にもいつもと同じものを持って行きたい

旅行用品というやつがある。 その中にはパスポートケースや、飛行機用枕や、コンセント変換プラグといった、旅行時しかまず使わないものがある一方で、大小のポーチの類いや、折り畳みのボストンバッグなど、普段も使えそうだが自分的に旅行用だと思っている…

長財布には戻れない

マジでなんでこんなもん買っちまったんだというものがある一方で、見るたび、手に取るたび、使うたびにこれはいい買い物でしたねと思うものもある。そういう買い物が出来ると幸せである。 前フリはともかく、今使ってるお財布がまさしくそれ。エムピウという…