いけずのいけす

すっきり整った暮らしを夢想するアラサーゆるゆるオフィスレディです。

れんしゅうちょう[こくご]

文章を読み書きする能力が年々衰えていると感じる。

その理由は明白で、仕事でも日常生活でも、よくよく考えてじっくり文章を読み書きする必要がほとんど無いからだ。

毎日、メールを打つことが仕事なのかというくらいメールは打っているが、内容は依頼か謝罪か催促か質問か御礼と相場が決まっているので内容はテンプレで、お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ご対応のほど、よろしくお願い申し上げます、といった調子の大して頭を使っていない文章を書き連ねている。小学生の頃、どうぶつの森でよく村の住民のどうぶつ宛てに手紙を書いていたが、その手紙の方がよっぽどバリエーションがあったと思う。

日常生活ではどうかと言えば、140字以内に思いの丈を詰め込む機会はよくあるが、それ以上長い文章を書く場面はほとんどない。

一方読む方はというと、これがまたインターネット社会の弊害というか、ネット上の記事はもちろんのこと新聞でも書籍でも、ざっくり拾い読みをする癖がついてしまっている。どんどんスクロールして(あるいはctrl+Fで検索して)必要なところだけ読むような、そういう読み方に脳が最適化された一方で、前から後ろに向かって一直線に文章を追いかける力が著しく減退しているのだ。おかげで、小難しい本は一向に読み終わらず、何度も挫折しては序文から読み返したりしている。

そんな状況を少しでも改善すべく、まずは文章を書く練習をすることにした。ここはその発表と蓄積の場である。テーマやルールは特に定めていないが、1つの記事でだらだら書きすぎないことを心がけつつ、まずはなるべく数をこなすようにする。お付き合いいただければ幸甚である。(ビジネスメール風に)